活動報告

イベントや活動の記録とご報告です。peace flagプロジェクトとは何か?いままでどんなことをしてきたか?もわかります。

2016年12月3日 「酒と肴と経済と」 へのおたより

2016.12.03|活動報告

こんばんは。Peace flag プロジェクト事務局の町田です。
イベント「酒と肴と経済と」より2週間が経ちました。
日々の中で登壇者の方々のお話し、また、参加者の皆様と意見交換させていただいたことを思い返し、今もなお自分の中でかみ砕いております。
先日、遠方よりご参加いただきました参加者の方から1通のご感想メールを頂戴いたしました。気づきと励みをいただいたメッセージ。Peace flagの仲間達、登壇者の方々にも読んでいただきました。それに対し、なかじさんがくださったメールがまた大きな気づきを与えてくださいました。素晴らしいやり取りでしたので、お二方のご了承を得た上で、皆様に公開させていただくことにいたしました。
以下、いただきましたお二方のメッセージを抜粋して掲載させていただきます。

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【Y様】
格さんの分断をなくし、つながりのなかで循環させていくという話を興味深く伺いました。普段から「損か得か」、「いかに安く買うか」を考えて買い物していることを切り替えて、応援したい人、共感できる作り手さんから、自分にとって本当に価値のあるものを買うことが、世の中を変えていくのだと受け取りました。
ただ、格さんや優さんは作り手の立場があるわけですが、私のように、与えるものがない人はあくまで「消費者」としての立場しかなく、それがもたらす寂しさが、今の社会をつくっているひとつの原因ではないかと感じています。今回のイベント、あるいは「島のなかマルシェ」や「京都ファーマーズマーケット」は、作り手と消費者という関係を超え、おしゃべりや交流をもたらし、「寂しさ』を解消させる場所ー「環境」として、とても意義あるものだと思います。
たまたま、東大教授の安冨歩先生(女性装で有名)の本を読んでいて、その本の中に「自立とは依存することである」「貨幣はみんなをつなぐ便利な道具である」と、まさに格さんが言ってたことそのものが書かれていました。 最後に、お食事、とてもおいしかったです。

【なかじさん】
消費者が消費しないと、生産者は生産出来ません。喜びとともに消費し、また喜んで生産する。その喜びの循環をスムーズにしてくれる潤滑油がお金だと思います。
この方の投稿は、お金を使うだけの消費者に何だか罪悪感を感じてるのかもしれませんが。 お金は、もっと温かいものです。
そして純粋な消費者というのはいませんね。この方も含め、何かしらの形で、世の中を良くする何かを生産してるはずなんです。
それが仕事ですよね。
それはサービス業や、ネットや、事務的なもので目に見えないかもしれませんが、立派な生産です。 だからこの方もおそらく生産者です。そして生産者もまた暮らしのためには消費者です。みんな生産者で、消費者です。
作る喜び、買える喜びを 両方とも倍増させて、世の中に広げてくれるのがお金です。だからお金とはヒトの喜びが結晶化したものです。
喜びを持って作り、交換して 他人の感謝をお金で受け取り喜び、そして喜びとともに買い物をして相手に感謝してお金を渡す。うまく出来てるなぁと思います。
だからちゃんと喜んで消費してください^ – ^
「イェーイ。やった!こんな買い物できたぜ!」 って感情こめて。
すると世の中に喜びが循環しますから。
【Y様】
なかじさんの「お金は、もっと温かいものです。」との言葉を読み、はっとさせられました。お金がもたらす様々な厄災と呼ばざるを得ない状況を日々目にするにつれ、お金に対して、罪悪感を感じているのは確かです。
ただ、お金も、人々の愛から生まれてきたものであるならば、人間がそうであるように、愛情を持って接しないと、その本来の働きを失ってしまいますね。お金に対する罪悪感を捨て、これまで以上に喜びを持って使うようにしようと思いました。
そして、何より自分が喜ぶようなお金の使い方をすることが大事ですね。
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Y様、なかじさん、ありがとうございました!!
イベントにご参加くださいました皆様、まだまだご感想お待ちしております。
熟成した思い、まだ発酵途中の思い、何でも結構ですので、お送りくださいませ♪