About | peace flag プロジェクトについて

peace flagプロジェクトのはじまり、ひろがり、これから、についてお話しします。

Peace flagプロジェクトは2015年の夏、安保関連法案が通ったらいやだなあ、という思いから始まりました。

「戦争はいやだ、平和がいい、という思いを意思表示できないかなあ、peaceって書いた旗でも揚げようかな、旗が町中に広がったりしたら共感が目に見えていいなあ」と、デザイナーの坪倉由美さんと料理家の岡田桂織さんにお話したら、お二人も「何かアクションしたかったし、ほんじゃあ旗、作ってみよう!」ということになって、3人で青い生地を買いに行き、由美さんデザインの素敵な「I hope peace」の字を、由美さんのアトリエでシルクスクリーンで試し摺りしました。なんだかいい感じにできあがったので、次はお友達に配るだけのつもりで100枚。アートスペースBIT CUBEの真鍋奈保子さんと菓子工房シノワの西村真紀子さん、二人の助っ人にお手伝いいただいて生地をカットしシルクスクリーンをし、ドライヤーで乾かして袋詰めをしたのでした。

それから、とくに宣伝もしないのに、またたく間に「手伝うよー」とたくさんの女性が集まってくれて、あれよあれよと4000枚以上の旗が、日本全国へ、ニュージーランドへ、アメリカへ、台湾へと旅立って行きました。旗作りはすべて手仕事。いつも10人前後の女性陣が集まって、賑やかにおしゃべりして弁当食べておやつ食べて大笑いしながら作っております。

2016年の秋からは、小さいけれど自分たちが欲しいものを買える場所をつくりたい、生産者さんやお買い物に来てくださる方々とゆっくりとたしかにつながっていきたいという思いからファーマーズマーケット(https://www.facebook.com/kyotofarmersmarket/)を主催しています。

戦争はいやだ、平和がいい、原発は困る、普通に日々の暮らしを楽しみたい、そんな思いの世界中の普通の人々と緩やかに繋がりたい。小さな草の根が世界に広がりあちこちから芽を出し、やがて大きなチカラになることを願って、これからもご機嫌さんで旗作りを続けます。

事務局 井崎敦子

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