2016年3月

2016年3月のお知らせです。

2016年3月5日 「カノンだより」上映会ご報告

2016.03.05|活動報告

昨日はPEACEflagプロジェクトで「カノンだより」上映会を開催しました。この企画は、peaceflag事務局のさとみさんの、鎌仲監督の映画を上映したい、という提案から生まれました。福島から避難し、京都で暮らしてらっしゃるちかげさん、ゆかさん、さおりさん、みかこさんが参加してくださったのは、ちかげさんがスコホでの岡田桂織さんの穀物菜食料理教室に来てくださり、ご飯をいただきながらわいわいお話をしたのがキッカケでした。peaceflagプロジェクトは安保関連法案反対の意思表示として始めましたが、川内で、高浜で、原発が再稼働された今、普通に自然に原発はダメ!の思いで動いています。汚染は今も続き、我が子我が身の健康が脅かされているのは、今、この国で起きている事実。「カノンだより」には小さな子が甲状腺検査を受け、傍らで見守るお母さんに医師が異常を告げる姿が記録されています。遠くベラルーシでかつて被曝し、日本に保養に来ていた少女たちが成長し、今、心から日本を気遣っている姿も。「チェルノブイリの事故の時、日本は私たちを受け入れてくれた。今度は私たちが助ける番。いつでも来てください。日本のことを思うと心配で夜も眠れません」。かつてベラルーシの子どもを受け入れていた日本の方々がいたのですね。国、という名で付き合うのはもうやめよう。世界中に気遣い助けようとしてくれる人がいる。ましてや、私は今、原発事故の最中の日本で暮らしている。すぐ近くで放射能汚染から我が子を守るため力を尽くしている人を孤立させてはいけない。知り合おう。話をしよう。今ほど草の根のような広がりが必要な時代は無いのだと思います。草の根を世界中に。そして、芽吹いた小さな草の芽がやがてなにもかも覆い尽くす旺盛なチカラになることを願って、まずはまずは、信じられないくらい小さな一歩を踏み出そう。